認知症研修の推移から

認知症介護指導者会議

認知症実践者研修・リーダー研修が

新カリキュラムになり、

ほぼ1年が経過した今、リラネット(指導者北海道)検証会議が昨日指導者間で実施された。

グループホーム等では、

介護支援専門員の位置づけと

実践者研修修了者の計画作成者等で

ケアプランが作成されるが、

そこには

介護支援専門員研修との整合性がなければ

多くの詰め込みだけでは

現場は戸惑うばかりである。

アセスメントはシンプルに

介護支援専門員研修と連動できる

基本に戻ることが大事であり

もっと深くその人を知りたいときにこそ

必要な別なツールを紹介するなど

基本を尊重する事が大事と自分は思う。

介護現場は、およそ18才~70代へと幅広い年齢層が働き

知識の積み重ねも大事であるが

互いの人生での貴重な時間を削りながらの命の現場においては、

何が一番大事で、

どこに向かい自分等は働いているのかを論じないことには

上っ面の知識の吸収は難しく

いろいろなアセスメントツールの紹介をされても

混乱して帰途に着くばかりで現場で活かせる研修とは程遠いものとなる。

介護現場の質は、

高いところも多いと思うが、

互いに会話する場では、

口を揃えて低下しているという事実は全国的に多いのである。

今こそ、

シンプルに

わかりやすい研修の場が必要と

現場から深く重たく考える意見の交換の場となり、

広い北海道を一括し励む若手の指導者役員等の一生懸命さに感謝が湧き上がった。