本人の言葉に耳を傾ける

デイサービス管理者が

『いつもと様子が違うんです。

あーこわい。と言ってデイサービス到着後に椅子に腰かけたんです。

いつもは、そんなことはないんです』との

現場でいつも看ている人の意見から、

早速、医療との連携です。

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ドクターは、見た目も元気な様子でもあり、

バイタルも変わらず

『念の為、血液検査をしましょう』と対応していただきました。

すると、検査のデーターからあまり良い状態ではないことが判明しました。

昨日、

ご本人が着席するテーブルで皆さんに向かい、

自分もそうだが、

誰もが来る最期のときには、

医療を優先することも可能であり、

どちらでも自分で決めることができることを伝えると、

『延命は嫌だ!』と首を横に振りました。

ある利用者様は『それは寿命だから。もういいです』と。

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(小学校運動会への参加)

認知症になっても、

ことばを上手につなげることができなくても、

ふと、もらした言葉から

既往歴・現病から体の変化に介護者が気づき

早期に

その人の意見を伺い

自分らしく最期まで生ききる支援ができることを

この度も体験させていただきました。

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判断は、どちらを選択しても見送る人等は

『これで良かったのか』と、

自問自答することが多くありますが、

何気なく答えたご本人の言葉の記録が

難しい難題を、

これまでのその人らしさからも勘案し

ご家族は、

お決めになることができます。

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(運動会御前)

これまでと変わらず

馴染みの人等と体調に合わせ短時間でも通所することができ、

お好きな食べ物を

最期まで口から食べれるように

形態を考えながらご支援をさせていただきます。