手紙

昨日、母のところへ行くと

96歳の姉のところへやはり90代の弟から

手紙が着いていた。

年齢が増すごとに人は

自分のルーツをたどりたくなるが、

母によると

奈良に住む弟からの手紙には、

自分等の祖父の弟のことを父母より聞いてはいたが

今回、富良野市郷土博物館で

黎明期の千島考古学と

〇〇貞治という資料を見つけ一部送りますという

手紙だという。

残念ながら同封したと思われる資料は忘れたらしい。

この部分は、そそっかしい自分とよく似ている。

手紙の主の叔父も遺跡遺物が好きで

父親が境野の畑から収集した石斧や黒曜石が

叔父の部屋に今でも飾られ、

古代遺跡、遺物が好きで終の住を奈良にしたのもその影響だったとある。

亡き兄も矢じり、石斧を収集していたが、

先祖の御縁を受け継いでいたのかともあり、

それぞれの人生を垣間見ることができた。

残念ながら自分は考古学には興味はないが、

暇を見つけ

なるべく早めに、

この叔父さんに会いに行くことにしよう。