人は役割により生きる力が湧き上がる
人の役割は生きる力を後押しする
子供でも家庭や学校でその存在を認められると
心がうきうきし 頑張ろうと力が湧き上がる
成人になっても 仕事で「 助かる。さすがだね 」と存在を認められると
「そうか!自分でも頑張ればできるのだ」と前向きな力が湧き上がる
子供等が成長し、孫等に「あの卵焼きが食べたい」と言われると
「ああ、手をかけ作っていてよかったなーと」子供等の成長時の思いと共に
孫等へ何を残していくのかとプラスの力が湧き上がる。
認知症になっても、施設という擬似家族の中で
家庭の中のように 気まずい二人をどのように支援しようかと
互いの存在を過去からの情報を元に 互いの共通点を見つけ
二人だけの時間をセットし 二人の支援をするのは
近所の町内会長のような 世話役の役目に代わる
共通点を知らされた二人は 記憶は忘れても
懐かしい感情が優先し
農家の話を注ぎ込むと 水を得た魚のように互いに話し込む
人は役割を見つけ そこに存在価値を誰かに認められることで
マイナス場面がプラスに変わる
子供や老人のへの虐待も その人と他者の交流が活発で
プラスの言葉をたくさんいただけたら そのような悲しい事件は起こらないだろう
先日、知人と地域福祉について話し込んでいたが
真の地域包括とは
小地区に誰もが駆け込むことができる
民間ボランテイア地域包括交流支援組織の
誕生が最も大事なのだろう。