アドラー心理学
アドラー心理学
初めて耳にする言葉である。
朝の読書から
アドラーという精神科医心理学者について岩井俊憲氏の書かれた文章(致知)を読ませていただいた。
アドラー心理学の根幹となる三つの一つのである「目的論」は
人間の行動には必ず目的があるという。
アドラーは環境的な要因も認めつつ、
それを変革するのは本人次第であり、本人がいかに未来に向かって主体的に目標を設定していくかに
重点を置き、
弟子の一人から
人間が性格を変えるのはいつ頃まで可能かという言葉にアドラーは、
『死ぬ一日、死ぬ二日前まで変えられる」と答えたという。
人は最後まで自分が高まることが出来るという望みをもつことができる。
震災から両親を亡くした高校生が
亡くなった人を忘れるのではなく
その人の分ま強く生きていこうと目標を「悲しみ」から「生きる」と設定したこと自体が
そのことなのだろうか、
悲しみの体験は
心をより深く深化させ
より多くの人を救済できる力を授けていただけたのは間違いないのだろう。