70歳から才能が開花し画家となった おばあさん
「北見お話のろうそくの会」というボランティアで学校や図書館をめぐり
定期的に学習会に参加させていただいた頃、
高齢になってから美術で開花したアメリカのおばあさんの話を聞いたことがある。
70代で夫を亡くした後、油絵と取り組み100歳頃まで描き続けたという。
「モーゼスおばあさんの四季」は
どこの図書館でもみられるほど親しまれている。
絵本であるが
絵画を自宅で見させていただているように、
素朴で多くの人々の心に、
じゃまをすることなく空気のようにすっと忍び込み
各々の懐かしい過去を引き出し思い出させてくれる。
年を重ねた年長者にこそ、
このような絵本を手に取りどんどん見ていただきたいと思う。
北見の図書館は1人20冊まで借りることができる。