人生の賞味期間
信じていただける人は少ないが、
母親は幼き頃の自分の性格をさすがに熟知している。
臆病で引っ込み気味だった自分である。
地元で話をする場をいただいても自分の身内は誰一人顔も出さない。
心配で聞いていることができなくなるのだろう。
元来、内にこもる性格の自分は、
家におさまると全く外には出たくなくなる。
しかし、人には相反する両面が備えられ
目的を遂行する準備が整うと今までの自分ではなく、もう一人の自分が毅然と表れてくる。
どちらが本当の自分なのか解らなくなるが、
一人旅の自分からは無の自分が現れ、
人との出会いでは、本質に触れることができる喜びをいただく場面が多い。
こんなことを考えることは、エネルギーが微量になっているのかも・・
有意義に、一人旅の新鮮な自分を取り戻すことでも考えよう。