共通の話題
今年も行きたい場所、
上富良野にある 後藤純男 美術館である。
会場の中でも大きな広い展示室に所狭しと占めている中国の山峡の絵である。
同じ景色であっても
刻々と変わる時間の流れからの変貌に
考えるものが湧き上がる。
先日、初対面の方と偶然にもこの美術館の話をすることができた。
共通の感性を持つ人との会話がこれほど楽しく
短い時間であったが充実するものなのだと新たな気分を味あわせていただいた。
人との出会いは「縁をいただき出会うことができるのだ」と考えることと、
同時に
「人との出会いを粗末にしてはいないか」という、もう一人の自分も同時に湧き上がった。
考えることは
相反する自分を引き出す作用もあるのだ。