認知症の理解と同様に“老いる”ことへの周知も重要!
痴呆症から認知症へと呼び名が変わり、
以前に比べ理解が浸透してきているが、
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(認知症リーダー研修課題設定、設定後スタッフへ報告と仮定し話し合い)
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反面
「老いる」ということは、
見た目、元気な高齢者が多いことから
特に家族間においては
あまり認知されていないように思われる。
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この「老いる」という誰もが逃れられない段階の受容が
家族間に周知されていると、
関係性も維持され
例え、その後認知症と診断される場面に遭遇しても
老いるステップから家族が受ける混乱は、
軽減されてるように見受けられる場面が多い。
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歩くことが遅くなったり
筋力低下から可愛い孫を抱くこともできない場面、
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味覚や臭覚の低下から生じる家族間とのトラブル、
旅行へ誘われても
抜けない疲労感からの拒み、
また、新しい友人・知人獲得は困難。
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しかし、どれにも当てはまらない高齢者も存在するが、
一般的に言葉数が少ない男性ほど、家庭の中に取り残される場面も見受けられる。
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特に加速しやすいのが、
定年からの退職や
子供等が独立し「空の巣症候群」等の
ライフイベントからの出来事が喪失感となって一層高まる場面となる。
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たとえ認知症という病気になっても
家族間の交流がある人は豊かな感情を維持し
BPSD(認知症の行動・心理症状)も少なく
現場では大きな声で明るく元気に、
積極的に他者のお世話を行っている認知症高齢者も多い。