決断
その場面の、
その時の自分は、
自分に課せられた物事に対してどのように決断をするのか。
その時期を逸すると
後に、
「やっぱりあの場面で、あのように決断をしておけば良かった」と
人生において後に後悔しない為にも、
多くの人々と縁を頂いた中から
“人をいかに生かす”ことができるのかと、
まだまだ修行中の身であるが過去から思い起こす場面がある。
決断する場面は、
自分という自分は脇におき、
決して驕らず、
最も優先しなければならない人々のことを忘れず、
相手がいるのであれば何度も、
その決断する為の相手への痛さを思い浮かべ
相手の逃げ道を忘れず与え、
その相手が後に良い結果となるような映像が動き、
それでも、あきらめず、
もっとあらゆる角度から検討しても、
「やっぱり、今だ!」と考えが動かない場面こそ、
大鉈を振り落とさなければならない瞬間が訪れる。
★
その決断から、
相手が大きく羽ばたいている姿に「間違いは無かった」と思う場面や、
思い浮かべた映像が途中で止まる場面もある。
組織を率いる人等が偉人の書物から学ぼうとする気持ちが
ようやく理解できるような気がする。
経営を続けることや、
大きな組織を維持することは、
新しく組織を起こすよりも、
何百倍、何千倍もの力量が問われる場面となるのだから。