吉報と勉強会と事件からの北見市長さん等との調整について
昨夕、北見で起きた介護事件の判決が確定し「無罪となった」と
この事件から知り合った関係者からいち早く連絡が入り、
互いに電話口で歓声と
手に手をとって小躍りするような感触が浮かび上がると同時に、
また、認知症介護指導者として
情報から認知症発症に至っていたのかと
事件後の夜間不穏情報から察する場面もあり、
今まで自分の中で隠れていたものが沸々と表面に湧き上がりました。
★★
1.認知症介護指導者として地域へより具体的な認知症の理解が得られる手段の取り入れ 、
2.認知症の人を介護する家族の、支援する側への(家族)アプローチについて
3.認知症という疾患の病名だけではなく、症状の出方からの対応方法について、
4.模範的に介護する家族の一瞬の隙をついてくる混乱からの強力な精神的ダメージについて
5.一般的に指導的立場にあった人々がSOSを発信しづらい面を持ち備えていること、
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6.家族が認知症と「認めたくない、認めたい」と葛藤の狭間にある苦しさの地域の理解、
7.今後、残された家族と当事者を支える環境つくりと自然な地域の見守り
8.心が病んでいる人々が訪れることができる“場つくり”と生きている価値を見出す場、
9.全町内会で実施する理解しやすい認知症の理解
★★★
オレンジプランを推進するベースともなる、
10.この痛い事件から
北見市長さん等と市長室でお話させていただいた
北見地域介護支援専門員連絡協議会が推進している
地域の中学生・高校生・元気な高齢者や少しの手が離れる育児中の主婦等の
ボランティの育成と同時に
“ 有償ボランティアの地元ならではの育成“の導入から、
地域で互いの心を育て
介護人材の育成と地域の顔の見える関係をつくり、
介護支援専門員・地域包括支援センターとの
選択できる介護保険以外のインフォーマル支援の導入。
★★★
そして、昨夜はこの『無罪』の吉報を午後6時からの勉強会で伝えると
署名に奔走した仲間等から大きな拍手が沸きあがり、
「そうだ、そうだ!この仲間等にも北見市の認知症の理解を委ねれば良いのだ」と
精神性の高い無垢な笑顔から思い出ことができました。
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署名活動にご参加いただいた特別養護老人ホームの皆さん、
老人保健施設の皆さん、病院関係者の皆さん、テルベを含む企業の皆さん、
北見高齢者110番の家の皆さん、行方不明から安全に戻れる事を願う会の皆さん、
地域包括支援センターの皆さん、
認知症グループホーム関係の皆さん、デイサービス事業所の皆さん、
市民一人ひとりの皆さん、
旭川・札幌から速達で送っていただいた介護事業所の皆さん、
本当にありがとうございました。
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町内会の人々等のご努力の足元にも及びませんが、
皆様のお蔭で最終は町内会の人々が、
無罪がより強固になるよう目指した8000を超え8013人の署名が集まりました。
厚く御礼を申し上げます。
この感謝をより一層地域つくりに邁進させていただき還元させていただきます。