はたらく こと
はたらくこと
18才で初めて勤務した場所で
『自分は無理・・』と何度も訴えてきたスタッフであるが、
「そうか、それでは勤務する場所を変えてみましょうか」との話し合いから、
その都度、
3ヵ所ほど移動すると、
「働くという事は、どこへいっても同じなのだ」と現実を体得したのか、
*
(シンフォニー15日朝)
*
こちらの意識は、
「大丈夫かな」と思った勤務場所では、
誰でもOKとはならないご利用者から
『あんただ』と、ご指名をいただけるまでに成長し、
あれほど、
悩んだ一番目の事業所に
久しぶりに代行勤務となっても
リラックスした表情で
難なく
見事な支援ができるようになっていた。
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チャンスとなる場所があり、
育てる意識が、その現場にあると、
人は
今以上の力を出していただける。
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まだ学びの途中であり、
自ら体得するまでには2年の月日が経過していたが、
これは、
社会人としての意識と、
介護の学びの段階と思えば帳尻が合う時間である。
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(昼)
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しかし、親御さんの立場になると、
悩みを聞くたびに「どうしたものか」と案じる
子育ての途中であり
“一人前にならなければどこへ行っても同じ”
という社会経験が基盤となり
真の優しさから、
少し突き放した
親からの指導が最も有功だったように思えてくる。
●●
そう考えると
本気で怒ってくれた
昭和の近所のおじさん・おばさんの働きは
人間形成には大事な存在だったのだ。
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(夜)
◆
昭和・平成・○○と
年号は変わっても
ますます、
未成年の働きには、
いや、
20代でも、
職場の上司と
親の支えの両輪が必要かな・・?