陰日向の無いお世話からご褒美をいただいた二人
『施設長、今いいですか』と
グループホームの開設当時から、支えていただいている職員から声をかけていただきました。
彼女は、
使命があるようで
開設当時から現在までの数人の看取り時には、
偶然が重なるように
安らかに天に戻られた方が少ない中にも重なる場面が多いのです。
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また、看取りの人の呼吸が荒く夜勤から帰る時には、
もう少し居てもいいでしょうか・・・と
その人の最期に立ち会いたい・・と申し出る職員でもあります。
あさ
ひる(シンフォニーKシェフのどんなときも笑顔の頑張りに脱帽です)
☆
その職員のご主人が体調を崩し
何度も何度も病院へお連れしたら・・と妻である職員も同じように声を届けていたのですが、
病院へ訪れた結果は、
大きな目からポロポロと涙を流し
『やっぱり癌でした・・・』と、
涙を流しながらもパート勤務から職員勤務となり
涙をぬぐい毅然とし
笑顔でまたご利用の中へと勤務に励む日々でした。
☆
彼女の口から「施設長、癌が消えたんです。こんなこともあるのですね』と。
嬉しい、嬉しい、こんな嬉しい事はありません。
素直な心で人様を思う働きに
天が力を貸していただけたようです。
*
嬉しさは
一昨日も続き
もうすぐ育児休暇をとるばかりの職員が
『お医者さんから逆子だったと言われていたけど、何もしなくても元に戻っていました』と、
先生も『動いているからだな・・と言ってもらいました』と。
“誕生”です。
新しい命がそこまできているのです。
彼女はサー高住のご利用者の為に、
『部屋で水分を摂っていただこう!
お熱が出ていないか・・』と小さな体を丸くして小走りで働き続け、
『走ったらだめだよ。あ~椅子に乗ったらだめだよ!」と周りの人々が声をかけるほど
無心に働き続けているのです。
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二人に言える共通点は
純粋に、真摯にご利用者に向かい
陰日向無くお世話をさせていただいてる共通なものがありました。