エーデルワイス スタッフへ、 センター方式のシートを根拠に!
重度化した利用者への対応は、“認知症の人のためのケアマネジメントセンター方式の活用”が医師との連携時の根拠となります。
特にD3シートには、水分・排泄・睡眠・活動・ヒヤリハットを記入する項目がありますね。
更に食事量、バイタル、を書き込んでおりますが独自の考えからです。
レム睡眠が見られるレビー小体型認知症の方には夜間の睡眠状況の把握が重要であります。
その夜間の睡眠内容を独自に5パターン程度の番号で記載し、その方がどのような夜間睡眠状況なのかを調べる事が出来ていますね。
先日の水分と排泄からのイン・アウト、体温調整が困難、血圧が不安定、
D3シートを基にサービス担当者会議の視点としてDrからの意見を頂戴しました。
D3シートを根拠にDrからの意見を頂戴後、介護側の視点から考える介護方法の抽出です。
鳥ちゃん始め、それぞれの現場の人達は、いろいろ悩み考え出してきました。
つまり、自律神経の乱れは体の恒常性を保つ事が困難になっている状態でありました。
そこで、自律神経が乱れているときは交感神経が優位に立っているときであります。
作戦は「交感神経よりも副交感神経を優位に立たせよう」という内容です。
そこで、必要になるのがその人の過去情報です。
私達も、それぞれ好きな曲、好きな香り、好きな食べ物、好きな人、会いたい人がいますが、その人の過去情報から組み立てます。
また、心が苦しいときに“頬をなぜる風”に癒されることがあるように、五感を駆使した介護が必要になります。
アロマの導入や、手足を軽くなぜるようなマッサージ等、
その人のその時の表情、態度、言葉から、その方法があっているのか、くつろいでいるのか、苦痛は無いのか、
癒されているのか、その人を中心として考えサービスを届けることが大事です。
一般的に重度になればなるほど、ベッドで横になるだけの時間が多くなりますが、
重度だからこそ短時間でも心地良い変化のある時間を提供することがその人らしい介護になります。
エーデルワイスにも、タクティールケアを受講した方が3名おります。学びを現場に活かし喜びを得ることが最大の学びになります。
たくさん、たくさん考えていただき、ありがとうございました。
利用者様の残された人生の一日に向かい今日も共にがんばりましょう。
感謝!