命
じゃがいもの花
じゃがいもは、種類により花の色が違う
白に
紫
どれも実らせ
子孫を残そうと一生懸命、命をつないでいる。
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命をつなぎ
つないだ子に頼ろうと
人生を任しきっていたデイサービスで相席となった二人は、
逆縁から、
人生がまるで変ってしまった・・と
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痛みが手に取るように理解できる二人は
互いに傷を癒しあうように
無言で
頷き、
受け止め、
帰り時の二人のお顔は、
停車場で荷を降ろしたように
すがすがしいお顔でお帰りになった。
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今年は、カレンダーもやっと7月に入ったところだが、
個人的にもいろいろなことがあり、
命についても深く考える時間となった。
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先日、旭川出身の玉置浩二さんと
小野リサさんの『命の歌』を聞かせていただいたが、
曲が終わるころには
世の中の、
ごちゃごちゃとしたものが全て流せるようで
最期のときの瞬間に残ると思われる感情がふっとうかんできた。
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☆
生きていくことの意味 問いかけるそのたびに
胸をよぎる愛しい人々のあたたかさ
この星の片隅でめぐり会えた奇跡は
どんな宝石よりも大切な宝物
泣きたい日もある 絶望に嘆く日も
そんなときそばにいてよりそうあなたの影
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素晴らしい詩でした。