街灯に照らされる雪から
風を従い
舞い踊るように降る雪は
遠い時代を遡り
懐かしく雪を踏みしめながら歩いた街灯の雪を彷彿させるが、
同時に、
戦争へ行った父の水筒や
深い黄緑色の厚めの毛布が仏壇横にある物入れに随分と遅くまで、
あったような記憶が浮かんできた。
今、コロナ禍の災害から
更には、
世界を恐怖に陥る出来事が起き
日本人として
自分等は
あの国の人々のように国を守ろうとする人等が
どれほど存在するのだろうと、ふと考えるが、
行き着くところは命より尊いものはないのである。
そう考えると非核三原則は、必須であり
これが崩れると
ますます核は肥大化し、
互いの戦争から瞬時に世界は無くなるだろう。
戦争は、
欲であり、
いらないプライドであり
冷静な判断に立つと
戦略しようとする向き合う人の寿命も見え、
心の切り替えで
生きているうちにするべきことがあり、
死から、自らが行ってきたその苦しみの延長線が待っている。
リーダーは、
人々の命を守り、
たとえ、
物が自由に手に入らなくなっても
平和を願うのが真の王者であると思えてくる。