人生100年時代を生きるより

社会教育家の田中真澄先生によると、

『百歳人の研究でわかったことがある』と言う文章が真っ先に飛び込んできた。

母親も98才となり、

もしかすると、

自分も・・か?と喜びとも驚きとも複雑な感情に陥ったが、

次の文章で

『百歳まで心身共に元気で生き抜いた人は、

亡くなる直前まで自分の仕事に従事しているという事実であると!』

 

 

 

そこから

受け取る側の勝手な読み取りであるが、

『病気の一つや二つ持っていても

負けずに向かう精神力があると、ある程度まで頑張れるのではないか?と!」

つまり、心の健康がいかに大事かという

勝手な解釈である。

 

 

 

 

更に田中先生によると、

死ぬ直前まで仕事をするのが、その人にとって

最も幸せな人生であることが心理学の研究からわかってきたと。

 

 

 

また、自営業主の生き方は、

自己責任で生活を営み、できるだけ他人に頼らないと。

これは、病院も、商店も、農業も、介護経営者も同じであると考える。

自助の生き方を目指す考えでもあると。

 

今日は、北見市職員の皆様や地域包括の皆様に

永田先生と未熟な自分がお話をさせていただくが、

明日の地域へのお話も

自助・共助・公助から、

とくに自助である自らの歩みだしについて伝えさせていただく。

 

 

少しのお手伝いができる人からの共助をいただき

介護保険の公助の助けで補い

一日も長く住み慣れた場所で暮らし続けることができる働きが

求められている。

2050年は先の話しであるが

ある意味、誰もが地域で暮らすことへの対応を急がなければ

時間不足となる危険がある。

 

 

 

月刊を読み込む時間も無かったが

自助の精神をベースにした

田中先生のお話しに集中できたことに朝から感謝が沸き上がった。