災害時は自ら情報を開示する選択
日本列島
どこで自然災害が発生しても不思議ではない時代へと入っている。
そうなると
自分等の考えも
早期に新たにするべき時が来たのだと思わなければならないのか。
災害時の救済に関しては
随分といろいろ論議され
町内会の役員が担い手となり個人情報保護法にのっとり
大事に扱われたが
プライバシー配慮により、分厚い壁に阻まれた形となっていた。
たとえば、
○自分は認知症があり、どこへ避難をしたら良いか
方向もわからない。血液型は 型です。
○かかりつけ医は 病院の 先生です。
心臓も合悪く の薬や糖尿病の薬は です。
○また、足が悪く思うように歩くことができません。
災害時には、真っ先に助けてください。
などの書かれたカードがあれば、
その人が、何を優先しているのか、
○住所や氏名、年齢、要介護、疾病、緊急連絡先等書かれてあれば
自分が連絡ができない状態でも
もしものときには”つながる可能性”が残されている。
自らの判断で情報を開示する『翼をくださいヘルプカード』が
いま、認知症の人のみならず
障がい者の人からも
使いたいとの希望から実際に使用し始めている。
北見市職員、地域包括支援センター職員等も参加していただいた研修も終了し、
昨日、アンケートが上がって来た。
認知症の人の立場から考えさせていただいたことが
多くの人々に今、情報を提示することができたことが
とても有難い。
超高齢社会は、助け合う社会でもあるのだ。
アルツハイマーデーでは、図書館本館にて ヘルプカードの説明も
させていただく予定である。
当日は、説明後の配布も行う予定(20名様)
北見に「翼をくださいプロジェクト委員会」が立ち上がった。