共生
地域で共に生きること、
病気の人も、
身体が不自由な人も、
何気なく気軽に応じた身内の保証人から借金を抱えてしまい
悩みから心を患った人も、
身近な人の「前に進もう!」と背を押す支援と、
専門家への相談から動き働き始めた人もいる。
また、罪を犯し刑をつぐなってきた人も、
いま、ご近所で最期の時を迎えようとしてる人も
みんな、
地域に住む人々で、
地域に住むことに許しを得る必要はなく、
認知症の人が大手を振って歩いても
誰にも叱られることのない世の中が共生の社会でもある。
2025年(残り1年と5か月程度)、
高齢者の5人に1人が認知症を発症するというデーターがある。
近隣の地域では、高齢化率50%を過ぎまもなく60%に近づいている地域もある。
そのような環境にある高校の存在は、
認知症の人の捜索模擬訓練への体験や
日本に残すべき養蜂を学んだりと、
最も住民を励まし老いるということを直接高齢者から学び、
重要な人間の基礎を築く場となっている。
経済だけでは人は育たず、
過疎の町だからこそ残すべき学校もある。
いまこそ、
認知症の人にやさしいまちづくりが整うと、
そこで育った人々が、再び幸せの種を全国に撒いていただけることだろう。
今年、6月14日、認知症基本法が成立した。
首相が秋にも自ら本部長となる「認知症施策推進本部」を設置する方向だ。
認知症サポーター養成から多くの種をまき多くの人々が学びを得ることができた。
いよいよ、実り多い時期を迎え
本気度が最も必要な時期に自分たちは遭遇している。