人生の最終を迎えようとする、濃密な時間に寄り添う仕事は素晴らしい!
好んで意欲的に「うんまいな~」と芋団子を喜んで食べられる時期、
『食べよう、食べてね!』と、相手を思い気遣っても食べられない時期が
老いては、何度も繰り返すように体験しているAさん。
今回だけは、いつもと違い
家族様とも話し合い、
飲みたいものを飲んでいただき、
食べたいものを少し食べ、
医療は「苦痛が無いように」と、訪れる先生のお顔を拝見すると〝にっこり”笑い、
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介護現場の人等は、医療とチームとなって、
喜びのきっかけとなるお話を届けると
言葉が湧き出るように次から次へと話をされ、
褥瘡ができないようにと優しく体の向きを変え、
お口は、乾燥しないようにと湿らせていただき、
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『家に帰りたい』という会話から
カンファレンスを行い、
息子さんと連携し、
今も、残されている自宅の写真を撮っていただくこととなり、
そのことをお伝えするとAさんは、涙を流して喜んでいただいた。
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案ずるお嫁さんの来所日には、
喉が渇いたというチャンス時に、
少量の冷たい水をスプーンで飲ませていただくと、
笑顔で「ありがとう」と嫁からのお世話に笑顔で感謝を伝え、
ろうそくの灯が弱くなっていくような日毎であっても
5分・10分の係わりが、
残されていく家族にとっても、
旅立とするご利用者にとっても、
互いが生き切る濃密な時間となり
心の満足と共に尊い一日が終えていく。
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有料老人ホームのご利用者も、
グループホームのご利用者も
シンフォニーのご利用者も
『ここがいい』と選択された時には、
チームがありったけの心で、ご支援させていただく方向性は変わらない。
介護の尊さを学ぶのも、
人生の最終を生き切るご利用者から言葉にならない学びを強くいただいている、
人生に寄り添う仕事ほど尊いものは無いと深く思う。