かろやかに
今日の利用者様は創作活動として、
クリスマスのちぎり絵の製作に勤しんでおられました。
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円形のクリスマスリースの部分が完成し、
そこに花や星などの形に切った折り紙を貼って飾り、
真ん中に〇〇茂様が筆ペンですらすらと書いて下さった
『メリークリスマス』の文字を貼って完成となりました。
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完成後は両サイドに様が塗ったサンタクロースの絵と共に壁に飾り、
それを見て利用者様は「いいね~」(#^^#)と嬉しそうに見ておられました。
グループホーム介護 玉谷
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認知症と診断されても残された力は、たくさんあり
感情は、とても鋭く残されております。
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デイサービスでは、その日の心の状態に合わせ
空間を多く支援したり、
一緒に合流したりと
個々に合わせご支援させていただいております。
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グループホーム運営推進会議が終了いたしました。
後見人の弁護士さんも含め、地域の方、ご家族、運営推進会議委員の皆様等
大勢の方がお越し頂けました。
グループホーム運営状況を含め評価をいただき、
終了後は、これから北見市でも推進していただく「チームオレンジ」について
北見市の立場からその取り組みについてお話をいただきました。
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運営推進会議は、
評価と共に地域に関係する新しい情報をお届けし、
地域住民の皆様の立場でも考える場でもあります。
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認知症グループホームは、
認知症に特化した介護保険適用の事業所でもあります。
認知症介護実践者研修、
認知症介護リーダー研修
認知症介護管理者研修
認知症介護指導者と、全てではなくても関係する人々が多く在籍しております。
ここも地域の核として発信できるのですね。(チームオレンジの拠点)
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チームオレンジは、2019年から開始されています。
認知症になっても、地域で共に支援を受けるばかりではなく
認知症の人自身が残された力を発信し、
地域でともに暮らしていくことが要となります。
(住宅型有料老人ホーム(在宅サービスを入れることができます)
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人は、役割があることが生きる力となり目的となります。
認知症の診断を受けた時の真実の気持ちは、経験された人しかその痛みはわかりません。
その経験をされた認知症の人が、
・今、診断を受けたばかりの人の気持ちを汲み取り支援に入ることができるのです。
・経験された家族は、家族の気持ちを話し合い受け取ることができますね。
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また、MCI(認知症とは診断されない時期)の人にとっては、
地域の社会資源(チームオレンジ)の活用から何らかの効果も皆無ではないと考えます。
すでに認知症と診断されているクリステーンさんも、39歳で認知症と診断された丹野さんも
自分自身を支えながらも、まだまだ機能は維持されております。
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認知症と診断されても、
『漬物の上手な人、習字をかける人、舞踊やダンスが完全ではなくても
大事な〝コツ”を教えていただける人、
絵を描き続けている人、楽器の演奏や合唱団に入っていた。いる人等」まだまだ多くの力を
持つ方がいらっしゃり発信しております。
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支えを受けるばかりではなく、
地域へ発信することもできるのです。
その地域の実情に合わせた取り組みが一番であり柔軟な対応で良いのです。
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また、そこに集う地域の人々にとっては、
寒い北国は、特に冬の生活から自宅の閉じこもりから低下していることも予測されます。
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雪が溶け春がきたときには身体機能も含め不安な材料となることがあります。
身近な場所への参加は、身体機能の低下防止となり、
役割となって
残存機能の活用となり知らずうちに予防となるのです。
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自分も認知症介護指導者の立場からオレンジチューターを受講をすることができました。
参加から認知症になる前から互いが地域で知り合い、
間接的な学びから自分が認知症になったときにも、
家族が認知症になったときにでも
心構えができ慌てることなくともに暮らし続けることができるのです。
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チームオレンジは、いかようにも活用できます。
かろやかに行動することで、かろやかな参加につながりますね。
がんじがらめにしない空間づくりが心地よいと自分は考えます。