誕生日と戦争体験
いくつになっても誕生日は嬉しいものです。
通所に通い、生まれて初めての誕生パーテイを行っていただけた方も少なくありません。
自分の存在を認めてもらえる。
自分が誕生したことを誰かが喜んでいただける。
今の私達には、何気ない出来事でも、
戦争時代を乗り越えた人々には考えの深い一日となるのです。
戦争体験を直に父親から聞いたグループホーム施設長から北見市のグループホーム職員へのお話の場面が用意されます。
伝えることの大事さ、日本の昔しを知ることで、どのような気持ちでその時代を乗り切ることができたのだろう・・・
いや、まだ、戦争体験が体に染みつき肉を食べることができないという心的障害をもったその人の心のやすらぎはどのように提供したらよいのだろう・・・と、
互いに模索する中に人の「心」が存在します。
人は人と人の関わりによって人間になると・・・ある、文章にありました。
日本人として忘れてはいけないものが介護の世界にはたくさんありますね。