現場介護困難相談から・・・

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ご家族との縁をつなぎましょう。

「毎月支払いに来る息子さんがいますが、お母さんには会わずに帰ります。

 

お母さんの好きな、まんじゅうや、お菓子を持参して帰ります。」

 

 

 

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この少ない言葉から、何を感じ取ることができるでしょうか。

 

私達は利用者さんの代弁者として、

 

何を子供さんに、伝えたら良いのでしょうか・・・

 

 

 

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★毎月1回は来ていただける。

 

★お母さんの事を思い出してくれている。

 

★お母さんが好きだった、まんじゅうを食べさせたいと思っている。

 

★お母さんを思い出しながら店で求めた息子さんの姿がみえてくる。

 

★懸命に育ててくれた幼かった頃のお母さんの姿を思い出しているのかもしれない。

 

 

 

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こんなに、お母さんの事を口には出さないけれど、

 

心の中で、お母さんを思っている息子さんがいる。

 

 

認知症になった、お母さんは昔のように「良く来たね・・ありがとう」とは言えないけれど、

 

 

 

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お菓子もってきてくれたよ・・と伝えると、

 

混乱が多い、お母さんであっても、その時ばかりは

 

「食べていいのかい・・」と、

 

穏やかに、

 

静かに・・・・

 

 

 

お母さんが好んで食べていただいた様子を息子さんにお届けしよう。

 

 

 

 

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認知症は病気であります。

 

 

何年も前から、言動や行動に変化があるのです。

 

 お母さんが冷たくなったのではありません・・・

 

 

 

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この病気さえ無かったら息子さんの体を案じ、仕事を案じる、

 

お母さんがいるのです。

 

どんなことがあっても、

 

お母さんはやっぱり、

 

 

お母さんなのです・・・

 

 

 

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