ナポレオンは難しい会議の時には、
フライパンをもって出かけたと、
ある本で読んだことがありますが、
食は人の緊張をほぐし
素直な自分が現れてきますね。
食を仲介として
互いにテーブルで交わす会話から、
その人自身を知ると、
どのような肩書きがついていても、
人間が人間らしくつきあうことができ、
なんだかほっとさせていただけます。
人が生きることは、
ほんの一瞬だと
老いた人々が口々に訴えますが、
自分も考えられるような年になり、
素で話しあう時間は、
そこには心地よい空気が充満し、
人として生まれて良かったと思える時間が訪れますね。