天は、どこまでも生き抜く力を与えている。

 

 

 

 

 

人生の壁、

 

生きていく上で、これ以上の苦しみはないと思う人生の岐路に立つと、

 

人は生き方そのものを見直すチャンスに恵まれる。

 

「生まれ変わった人生」と言葉に値する何かをつかめるチャンスでもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

究極の痛みは、

 

消え入りそうなエネルギーの、ど真ん中に位置するが、

 

人には本来、精神的ダメージを克服する力を自ら持ち備えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

痛さから感じとれる人の優しさ、

 

街中では、

 

通り過ぎる人から心配そうな３秒のアイコンタクトをいただくだけでも、

 

人は生きていく強いエネルギーへと変換することができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人には六つの基本的な感情があり、

 

”喜び、驚き、悲しみ、恐れ、嫌悪、怒り”があるのだと、

 

心理学者ポールエクマンの言葉である。

 

ネガティブな５つの表情は、

 

文明が発達する前、何百万年も生と死の背中合わせで生き抜いてきた為と考えられているという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、悲しみのある一定の”時”の経過から、

 

ネガティブな５つの表情よりも、

 

ポジティブな喜びの表情が効を為す”時”が訪れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲しみの表情で風景を見るよりも、

 

笑顔で同じ風景を見る”時”では、

 

心の中に湧き上がる感情はまるで違ってくるように、

 

つくり笑いからでも、

 

使命をいただいた細胞達は湧き上がる力を自らつくりだし、

 

知らない間に元気にさせていただいている自分がいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人は、ただ生きているのではなく、

 

生かされている自分であると思うと、

 

「命は粗末にはできないよ」と、

 

支えている見えないものが訴えてくるようだ。

 

 

 

人には”喜び”という天からいただいた大きな力を誰もが持ち備えている。