高齢者の行方不明 一日平均 64.8人
認知症高齢者の行方不明は
いつ 起きてもおかしくない重大課題が 日本各地で起きている
警察庁が把握しているだけで
年間23000人以上が行方不明になっている
行方不明の方は 一日平均 64.8人
発見 一日平均 48.9人
自分で帰宅 一日平均 13.5人
死亡 一日平均 1.5人
未発見 一日平均 1.0人
★
80代の夫婦の 平穏な暮らしの中に
ある日 突然 自転車で出かけたまま家に帰ることができない
初期のアルツハイマーの方が いる
いつもの散歩や買い物から
急に自宅へ戻れなくなる場合など
自分が暮らす町で
行方不明者が起きている事実と
起きるかもしれない事実を
どれだけの人が知っているだろう
★
家にたどりつけない
過酷な経験をしている認知症の人がいること
生きた心地がしないと
見守る家族の苦しみが繰り返されている
せめて 福祉専門職の人々が
認知症サポーター養成時等でも伝えていき
一人の人の行方不明から
親身に我が事として考える時代がやってきた
引用文献
認知症の人の見守り・SOSネットワーク実例集より