理解できない内容が未だに次々と
今月21日に撮影した気仙沼の写真を間接的に見せていただいたが、
確かに主要道路は確立されつつあるが、
他は3・11とあまり変わらないように見受けた。
また、国の補助金をいただいたグループホームは予算化があり手立てができるが、
補助を受けずに自らの借金で建築された事業所は、全く補助の対象にならず、
借金だけが残されているという。
何を基準としているのか
明快な答えがどのように考えても浮かんでこない。
まったくナンセンスな矛盾がまかり通りそうな気配である。
また、グループホームも未だに定員を大幅に超えた人数を収容し
適正な職員配置を行いたくても行えない状況であるという。
狭い空間に大勢の人は混乱が生じる危険性が高いからである。
いかにも復興が進んでいるような気配が
報道から見受けられるが、
現実には、避難所生活が継続され
災害危険区域の指定も遅く
建設をしても良い場所を明確にしなければいつまでも3・11のままでは、
被災者の気持ちは一向に高まってはいかないだろう。
せっかく集まった募金も どのような対応になっているのだろう。
スーパーの前に立たせていただき「よろしくお願いしますね」と伝えられ預かり収めた募金である。
貴重なお金を募金された人々の心までもがうやむやになっているように思われる。
目標を「人命尊重・尊厳・復興」と焦点を合わせると
いかようにも優先順位がついてくると思われるが・・・
早期の課題からの支援、
モニタリングからの評価と住民との膝を交えた意見交換会、
企業のやる気支援と経済活性化の後押し支援、
一番遅いのは国の対応ではないだろうか・・?