心を無にする働き
心を無にする
人とのコミュニケーションが上手くいかないとき
心を無にすることは、
言葉少なく
言い訳もせず
すべて伝えたいことに口を閉ざし
きっといつかはわかるだろうと、
ぐっと我慢をすることが 心を無にすることなのだろうか
個々の人々の考えから生じるものは幾通りの考えが現れ
誰もが 自分の考えに間違いはないと訴えてくるが
心を無にすることは
その幾通りのものに目をつぶり
自分の中に住む者達に
一つずつ ゆっくり呼吸を整え説得していることなのか
人生の苦は
必ず相手がいて 苦は生じるが
自分の意図しない生命の誕生時や 生涯を終えるときも
そこはやっぱり一人だと ゆっくり心静かに思うと
少しの心の余裕がでてくるかな
子供の自殺も 大人の自殺も
自ら死を選ぶことは
あの世へ行ってもいつまでも末席だ・・と聞かされると
もう少し我慢をしよう・・と
自ら命を絶つこともなくなるのだろうか
心を無にする働きは
心を丈夫にしていることの繰り返しとなり
時間の経過と共に
笑顔で
あのときはね・・と
必ずや しっかり 正面から 伝えることができるんだよ
心を無にすることはやっぱり自分との戦いであることなのだ