イカのいずしつくり

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先日から2回、イカのいずしをつくりました。
先日テレビの映像から子供も入れたイカのいずしつくりが放映され、
子供の頃に母の”ほっけのいずしつくり”の手伝いを思い出し早速つくりました。

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キャベツ、ニンジン、生しょうが、色合わせにきゅうりも入れます。
お年よりは何もできない・・と言いながら素早く見事な包丁捌きであります。
生しょうがの皮むきも丁寧にゆっくり大事に剥いていただけます。
このゆっくりと穏やかな空間は「亡き祖母の手つきと同じ」と和らいだ空間から懐かしい過去に導かれました。

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1階と2階で切っていただいた材料を塩でもみ、
ゆでたイカは砂糖・塩・酢で別に濃い目に味付けをし、食べやすい形に切ったイカを入れます。
そこに湯でうるかした”こうじ”を入れ酢と酒で味付けをしました。
塩分は控えめに、食するときは醤油をさらっとかけます。

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1日から2日で美味しく食べることができます。
キャベツや生しょうがは体に良く
身体を温め、血液 さらさら、免疫力を高めると言われています。
また、体の免疫力ではベスト1であります。
ここに北見産のたまねぎも入れると、ますますおいしくなるかもしれません。

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介護者からの食の支援は利用者の体を整え、味から昔の懐かしい想い出と出会えます。
日本には日本ならではの食文化が東北や日本中にありました。
イカは茹でたことを忘れるような、やわらかさとイカのうまみが増しておりました。