2050年を目標に紡いでいくこと
いまやペットを飼う方が多くおりますが
人は本来、深い愛情を持ち備え
誰かに愛情を注ぐことで
心の安定が図られるのかもしれません。
人と犬猫の関係は子供以上となりますが
それは、嫌われもののカラスも同じであります。
今まで二度、カラスの雛を助けたことがあります。
二度目は8年ほど前に自宅の木から落ちたカラスを
朝の4時に起床し
水で溶かしたキャットフードで約1ヶ月近く育てました。
カラスは手乗りインコのように手に乗り
首をなぜると目をつぶり首を気持ちよさそうに回します。
足はとても熱く口の中は真っ赤でありました。
雨の降る日に飛び立ち失敗しましたが二度目の翌朝にお腹いっぱい餌を食べ飛び立つことができました。
カラスの飼育、
猫の看取り、
犬の看取り
つまりは、命あるもの
あたりまえなのですが、
全て同じ命なのだと手塩にかけ、より理解でき、
命の尊さを肌で感じるものでありました。
言葉で理解できたと思うのは錯覚であり、
世の中の多くは
実践があって初めて体得できることが
日常においても多いように感じることができます。
命を守ることの大事さ・・
なぜ
自分等は今の時代に生かせていただいているのでしょう。
後世の人々に詫びることばかり残さぬよう、
どのような災害や
経済が力をなくし
世の中のシステムが崩壊しても
日本古来の向こう三軒両隣の関係つくりが、
より強固な地域力となり、
2050年を目標に細い糸でも地域の心を紡いでいくことが
何にも負けない地域の財産となることだと思うのです。