在宅復帰、穏やかに進行中
正月を前に「自宅で過ごされている状況の変化はないのだろうか」と
在宅復帰されたご利用者の元へ看護リーダーが行かせていただいた。
目的は本人・家族の疲労度も含めた安全確認であったが、
互いに顔の色艶も良く好調の兆しであったという。
介護する家族にとり、本人への支援の後に「ありがとう」という
言葉で癒され励まされているという。
介護困難から入居となり
自宅では「もう看れないのでは」と勝手に支援する側が思うことは、
ご家族との関係性を断ち切ることにもなる。
いろいろな理由が重なり看ることができない人もいるが、
中には本人への恩返しも含め
命あるうちに収めておきたい人もあるだろう。
本人の心内や家族の心の中を知る為には、
介護者の心のアンテナを張り巡らせていると
表情や態度から『帰りたい』『自宅へ考えようか』との
言葉にならない知らせのメッセージを受け取ることができる。
看護リーダーの喜びの表情から
在宅復帰できたことは間違いではなかったのだと、
今の時点からの検証をすることができた。