捜索依頼から確認までの時間、人との交流と幸福度

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昨日午後、行方不明からの捜索依頼が入りました。
雪の中での捜索広報トラックの運び出しから
行方不明になりそうな方の承諾による、
写真を入れた事前の事業所間ネットワークの紙面を持ち、
捜索依頼のあった自宅場所に集まり捜索に入りますが
互いに氷の路面に車の運転には気をつけるように捜索時の注意であります。
日が短い懐中電灯の点検も・・

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オレンジのジャンバーとオレンジの腕章により警察の方との関係も良好となり
情報の交換後、互いに目的をもって捜索に入ります。

オレンジは認知症サポーター養成時のリングと同色であります。

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近くで工事現場の若い青年に伺います。
『警察の人にも聞かれたけど通らなかったよ・・と』教えていただけます。
一本違う道から車を走らせます。

 

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夏の呼びかけボリュームと冬場のボリュームでは耳への入り方が違います。
雪で音が吸収されているようであります。
ボリュームを少々上げ、騒音にならぬように確認をしながら呼びかけます。
辺りは薄暗くなってきています。

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間もなく行方不明捜索関係者から行方不明者が確認されてることの連絡が入り、
警察・キーパーソンの方・市役所(見守りあったかネットワーク)へ連絡であります。

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一番、肝心なのは発見後の今後の対策と方向性についてであります。
家族様・ケアマネ・事業所・何よりも本人の意向を翌日、再度調整することで
その日は終了いたしました。

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★★★

工事現場の若い青年に『発見されました。ご協力ありがとうございました』と
告げると、『アー良かった。見つかってよかったー』と
胸に手をやり叫んでいる様子に、こちらも幸せ感に包まれ
「寒いのにご苦労様ですね。風邪を引かないようにね・・」と
互いに人としての交流ができ、
「北見の町も幸福度が高いぞ!」と思わせていただける
素敵な時間をいただきました。
ありがとうございました。

★★★

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追記
余命は誰もが生まれたときから言い渡されているものであります。
人生をいかに生きるのか
内的な自分との対話
今の自分とこれからの自分を対比させ
残された余命を自分らしく生き抜くこと
これが自分への幸福度となるように思います。

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