ご家族の面会は生きる意欲へと
高齢になると
息子さんや娘さんと話がしたい。
孫にも触れてみたいと湧き上がる感情を
上手く伝えることができず、
せっかく何年ぶりかで会う場面であっても
情緒的欲求が満たされずに
もんもんとフラストレーションが溜まる場面があり、
ご家族と別れた後が大変な場面となることもあります。
しかし、そこで
孫の手を握り締め
支援を受けながらでも
たわいのない会話であっても
多くのコミュニケーションのやりとりにより
他者から必要とされているという満足感を味わうことができ、
自分の生きる存在を意味づける場面と変化します。
また、高齢になると年を重ねる毎に目が薄くなり
小さなゴミや、ほこりが見えにくくなります。
トイレの前が汚染することも、
もう一歩の足が出ずらくなるからであります。
そのような場面では、
高齢者が「暮らしの中で日々戦っていることなのだ」と
労いの気持ちで大きく包み込んでいただくと
また、頑張ろうと生きる意欲になりますね。