介護現場の人々

介護現場で働いた経験がある就職を希望されていたＡ君は
介護現場の給与の程度や働く意味を知り
資格を取得しようと、
働きながら週に２回、有料で資格取得に励み、
介護現場でのリーダーを今から目指している。
家族を養い暮らせるようになる為には、
そこの事業所の管理者や
リーダーにならなければ一家を養うことは

困難なことを十分知っているからである。

 

 

 

介護現場は受け入れやすい職場であるが
いまや高度な介護技術が求められ
しっかりとした給与を得ようとするならば、
片手間な思いでの
チャレンジは新たな壁とぶつかることが多いように見受けられる。

 

 

人生の辛苦を味わい子供も育て上げた４０代後半の男性は、
日々、必死で介護にトライし
「今まで家族に迷惑をかけた」と、
懸命に若い介護者と肩を並べ額に汗して働く姿は
神々しくさえ伝わってくる。
今までの人生での葛藤の日々が良い介護へのステージへと
導かれているようである。