「承服亭つるこう」
1階現場はジョークが飛び交い
笑い声がこだまする。
統合失調症と認知症を患うHさんも、すかさず笑顔で参加である。
先日から皆さんとの居間でのくつろぎの時間が多くなり、
『夕べ、ベットから落ちて腰を打ったよ。山ちゃんに助けてもらった・・あおたんになった」と
話すが、
山ちゃんはアイコンタクトで知らせてくれる。
決して否定はしない。
本人はしっかり社会参加ができているのである。
「大変だー
それではちょっと大事なお尻を見せてもらいましょう・・」と
語りかけると
「いやーわたしも女性だからみせられないよーう・ふ・ふふふ」と、
みると足を組んでいつにない素晴らしい笑顔である。
★
いつでも痛くなったら
シップ貼るからね・・と伝えると
大丈夫、大丈夫「音を鳴らすと山ちゃんが飛んでくるから・」と
そこから先は
男性一人も参加し
大笑いの会話が次々と出始め
「笑う角には福来るだねー」との一言で
「締めくくりとなっておしまい」と、いこうと思うと、
「また、楽しい話をしてねー」
と、ホーム入居の皆さん等は
しっかりと若い者(?)をもてあそんでいることを
実感している。・・笑
調子に乗り
「承服亭つるこうででしたー。承知しました」の一言で
場面は『イヤーあっはっはっはー」と最高潮で幕が引いた。