エーデルワイス ・オンネナイ原野のスタッフの皆さんへ

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私達は認知症という病気を患った皆さんを介護させていただいているのです。

 

認知症という病気をもう一度思い起こしてください。

 

 

今と昔のストーリーの中で頭の中は「ここにいて良いのか、幼い子供が待っている。ご飯をつくりに行かなければ・・こんなゆっくりしている暇はない。仕事があるんだ。」等・・等・・

 

 

 

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頭の中は、一杯なのです。

 

そんな時に、周りでがやがやと大きな音を立てたり、一方的な話しかけをされたり、説明をされると、ついつい大きな声を出してしまうのです。

 

 

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今までと表情が違う・・・

どうしたのだろう・・・・

と、心で感じたときの言葉を聞いてください

必ず、なにかのメッセージを送っていただいています。

 

 

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センター方式のシートを分析してください

解決する方法の根底が必ずあります。

 

 

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・・・・・・・・昨日のHさんから・・・・・・・

 

最近大きな声を出すようになってきたHさんです。独語も強く大きく窓を開けて叫んでいます。

 

・1年近く家に帰っていないため、そっと「しばらく帰っていないね。・・・家に帰りましょうか・・」と言うと「大丈夫!!」と語尾 を強めて言いました。

 

・「娘さんも、いつでも帰ってきていいよと言っているので送り迎えをしますよ」と伝える と、「あーそう!」と一変し笑顔になりました。

 

・「Hさん。心にためたらだめですよ・・・何でも、言っていいのですよ・・」と、ゆっく り、ゆっくり伝えると、何度もうなずいていました。

 

 

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・10分ほどして「喜んでいる!」と急にイスに座りながら大声で発しています。

 

・誰がですか・・と、側でスタッフ。

 

・「私が!」と、前頭葉を患ったHさんから断片的な言葉を頂戴しました。

 

 戦争未亡人となり一人で我慢強く生きてきたHさん!

 

心の中は娘さんをひたすら思うことは今でも変わらないのですね。

 

自分が自宅へ帰ることは迷惑をかけると、認知症が進行しても子への思いは変わらないのです。

 

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センター方式から言葉を拾い

・どうしたのかな・・

・何を訴えたいのかな・・

・この言葉の前後の環境は、時間は・・・

・痛みはないのか ・・・

 

・便は出ているのか ・・その人のバックグラウンドアセスメントからも探り出し、いつまでも最後のその時まで、その人らしく生き   きるために探り続けると笑顔と出合います。

 

これは介護職として重要なことなのです。

 

・断片的な言葉

 

・その人のその時の表情・動作を見落とさないでください・・ 現場はEシートで考えてください。

 

 

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喜んでいる!  私が!・・・思わず涙がでました。

残された力を振り絞り、言葉を伝えてくれたのです。

もっと、もっと心と頭を動かしましょう。

 

 

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BPSD : 認知症の心の痛みの訴え(私の解釈です)

(認知症の行動・心理症状)時には必ず意味があります。

大きな声も心の痛みの叫びです。

どうか、心を働かせて「心の痛み」をキャッチしてください。

どうぞ、人生の最終章をお預かりしている事を忘れないでください。

どうか、どうか宜しくお願いします。

 

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