北見大雪からの対応回想

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平成16年には、北見にも大雪が降り
全てがマヒした状態となりました。
当事、老人保健施設勤務であり
帰ることができない職員らを通所リハビリテーションへ
マット等を敷き詰め
とにかく食べ物だけは
入居者さんや職員等に不自由はさせないと
管理栄養士と連携をとっていた事を思い出します。

 

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パートのスタッフをマイクロバスで国道で待ち合わせ
当事の介護主任等が送迎を行ってました。
枝道は狭く、わだちで斜めになりながら運転していましたが、
車は、こんなに傾いても大丈夫なのだと感心する場面もありました。
夜間の除雪車が来たときには車の移動と除雪へと、
若手男性職員等が大変であっても、どこかきびきびと学生時代の乗りで
励んでおりましたが、

居宅アマネらは
独居老人のストーブや食べ物の確認に奔走していました。
FFストーブの排気の位置が低いと
不完全燃焼から危険な状態になります。

 

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雪の災害は
地震災害同様、
何日も継続的に降り続いている状況下から
老人や障がいをもっている方の手助けが必要であります。

 

燃料は、
食料は
水分は
薬は
乳幼児のミルクは、オムツは
介護中の方のオムツは、
停電時の対応は・・

 

介護事業所は
緊急時の地域の独居老人等の拠り所となる場面もありますね。

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個人情報保護は最も大事でありますが、
緊急時の安否の確認時等にも、
情報開示を自ら働きかけ、救済をお願いしたいと
事前に町内や地域包括支援センターに名乗り出ることも大事と思います。
手助けを求めるときには
勇気を持ってノックをしましょう。

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