人間のプロ
列車に乗るとチケットを拝見する車掌さんの
円満なコミュニケーションを心がける対応、
飛行機に乗ると
心あるスチュワーデスのあたたかな優しい笑顔と
丁寧に搭乗お礼と心あるホットメッセージを届けるパイロット、
どちらも
プロとしての心が働いている。
それでは、私たちのプロとしての仕事はどのように心地良さを支援しているのだろう。
あたたかな心は丸く相手の心の中に入り込み、
相手の心を包みながら、ほんわり優しさも届けていただける。
80代で短期記憶が著しく低下している年長利用者さんから
60代そこそこで進行が早く、
話すことも、ままならなくなった若年認知症の利用者さんへ
初めて会ったときのように
”相手に理解できるように”と細心の注意をはらい言葉を選びだし
それを受けようと必死で笑顔で応えている様子は、
”心”以外のなにものでもないことを若い世代に教えていただけている。
人間のプロは常に現場のご利用者さんの中に存在していることを覚えておこう。