ホモ・サビエンス
本日午後からの研修参加者は、
町内会長さんや
多くのボランティアをされる方々のリーダーとしての育成であるが、
当初、30名程度の予定でしたが本日は80名以上の申し込みとなった経過からと、
昨日、3月14日開催のフォーラムの打ち合わせ中に、
ふとしたことから
「なぜ、人と人は手を繋ぎ助け合うことが出来るだろう」との
雲をつかむような話に、
人類の祖先はホモ・サビエンスがネアンデルター人との戦いに勝ち残り、
農耕が始まり、争いを防ぐ為に”まつり”が行われたことを聞かせていただいた。
まつりでは、ご馳走がもてなされ
あまり仲が良くなかった同志でも
互いが笑顔で冗談を言い合い、1年の実りを祝い次年度に繋ぐエールを交換していたのだろう。
「高齢者110番の家」の運営委員の中にも、
地域の盆踊りが無くなり、そこを復活させてほしいという希望もあったが、
なるほど、
今の超高齢社会に求めれるものは人類の祖先に遡り、
体力もあり頭も良かったというネアンデルター人に勝ち残ることが出来た
ホモ・サビエンスは、
小柄でも互いに助け合い手を繋ぐことで生き残ることができた血が
度重なる自然災害からのメッセージと連動することなのかと思われる。
その話を昨日の介護支援専門員の役員会で
終了後に疲れ気味の
地域包括支援センターのTさんにさせていただいたところ、
表情が晴れ晴れと
力強さが漲った。
今日は精一杯、
ホモ・サビエンスの遺伝子をフル活動させていただき
地域のリーダーとなる人々に少しでも勇気を与えさせていただこう。