認知症対応のボランティア育成から
認知症の勉強をした高校生は
ばあちゃんが認知症になった。
もっと早くこのことを知っていたら僕はもっとすることがあった。
ばあちゃんは今、病院にいます。
話すこともできず僕の顔がわかるのかもわかりません。
何もすることができない・・と
言葉にならなくても
手を握ることで
ばあちゃんは、とても幸せになるよ。
言葉でいえなくても
ほんのりと孫であることがわかるよ。
・・・・・・・・・
たのむね・・・・
高校生は大きく頷く場面となった。
こんな会話が
拠点高齢者110番の家で高校生から話していただけた。
高校生は、体全身から祖母を思う気持ちが現れ
「可愛がってくれたんです」という言葉にも
切なさがにじみ出て
周りの人々は高校生の純粋さに
思わず
涙する場面となった。
終了の時間になっても席は立たず
孫のような高校生と祖父のような参加者が
しっかり楽しく会話をしている。
こんな光景は
しばらく見たことが無かったように思う。