保護
オホーツク介護福祉士会研修会終了後、
前傾に加速し歩いていますが止まることができず、
道路に面した山壁に両手を押し付け
ようやく止まることができた80代と思われる高齢者を発見しました。
雨が振ってきた為『車に乗りましょ。送りますよ』と誘いますが
「いいんだ。いいんだ」と遠慮され、
手には、あちこちにかすり傷があります。
家を伺うと「あそこの近くだ」と教えていただいた付近は後から伺うと
ご本人が
昔し住んでいた家の近くでありました。
名前を伺うことができ、
その近くの家を訪問すると
顔見知りで快く家族へ連絡をしていただくことができました。
自分と友人が、
いくら勧めても車に乗ろうとはしませんでしたが、
ご近所の方には笑顔で安心感を得たように家の中へとすんなりと入られました。
地域のふれあいの大切さをまざまざと見せつけられた思いがしました。
その後、ご家族から徘徊途中であったことを告げられました。
認知症の人が地域で最後まで共に暮らすには、
やっぱり、その人を知る地域の見守りが一番でした。