捜索訓練と「高齢者110番の家」相談、心の叫びから
行方不明捜索模擬訓練、無事に終了いたしました。
3回目の捜索訓練ですが、
住民と共に警察関係者数名が自ら認知症サポーター養成を受講され
オレンジリングを手にしておりました。
警察官の方が手にするオレンジリングは市民との距離がグーンと身近になり、
とってもおしゃれな警察官であるように思います。
捜索訓練や現実の捜索から警察の現場の人とも次第に顔馴染になり、
地域を支えていただけているのだと安心感が漂います。
地域包括が主催し、北見市介護福祉課の強力な参加、
北見社会福祉協議会が地域のボランティアの人々をサポートし
顔見知りのS係長や福祉器具販売・レンタルの社長がダミーで入っていただき
地域住民が積極的に参加していただけました。
ついに昔からの友人のMさんも参加され、
理解していただけたのだと感無量の思いであります。
「北見認知症の人と家族の会」の会員Sさんは、2回目の徘徊役に手馴れたものでした。
地域が一つになり超高齢社会に取り組む姿と、
認知症サポーターと同色のオレンジ色の腕章が水戸黄門の印籠のように光を放ち、
地域の住民等にも良き刺激を送ることができたようであります。
このような訓練が回を増すごとに現実の捜索時には多くの力を貸していただけます。
「行方不明から安全に戻れる事を願う会」の三木会長(会員110名を突破)が、
捜索の注意事項を説明し、
最後に北見高齢者110番の家(貼付宅240件)の加藤会長から、
行方不明者の保護や連携、
及び介護保険等の不明時の地域包括支援センターとの連携、
地域の拠点の紹介(2つ)など、
とてもわかりやすく説明をしていただけました。
★★★
最近は直接、相談というより、
心の叫びの電話が届いております。
一人ではありません。
悲しいときには遠慮なく電話をください。
仲間がたくさんいますから、少し心が癒えたら「きたほっと」へ来てください。
次回8月4日盆踊り・8月11日きたほっと10時〜13時です。
在宅介護をされながら月2回のボランティアに励んでいる方もおります。
認知症は誰もがなり得る病気です。
誰かに話しをすることで心が癒えることもあります。
暗闇の中では辛いことばかりでしょう・・・。
必ず必ず光が射しますよ。
また、勇気をもってお電話をしてくださいね。
すぐではなくても、ご夫婦で「きたほっと」へ来てください。
皆さんから心の栄養をたくさんいただけますよ。
お待ちしております。