心温まる話から
私たちが人間として生きてゆく上で今ひとつ大切な心がけは
「相手の立場にたって」ものごとを考えるということであり
人間は元来生まれつきすべての生物に共通な自衛本能をもっており、
とかく自己本位になりやすく相手の立場で物事を考えることが苦手のようであると朝の読書から。
相手の立場にたってものごとを考えるということは、
それは、目の前の相手にとって心地良い空間ばかりではなく、
少し厳しく悩むような時間が訪れる場面もある。
特に子供や学生であるならば、その厳しさが将来の幸せに通じる時間となる。
最近の心温まる話から、
北見市内の中学野球部の監督は誠心誠意、子供らに真の愛情を注ぎ、
野球を通して生きる厳しさを教えていただけたと父母から。
親への感謝の気持ちの表し方、
周りの人々への配慮、
チームという野球を通し自分が掲げた目標へ台風のような天候でもかっぱを着て励む大切さ、
日々の訓練の積み重ねの大事さは社会へ出てからの粘り強さとなるだろう。
一人ひとりの子供らを3年間導いていただけた指導は
子供らが今後に羽ばたく栄養をいただけたようだ。
3年間野球部で育った子供から親への手紙では、
親への感謝の言葉に始まり、
「僕は3年間ベンチで過ごしましたが、僕はみんなと一緒にグランドで戦っていました」と
このように成長された我が子を親御さんは感無量の面持ちで聞かせていただけたのだろう・・・
子はやはり世間様に育てていただけているのだと熱いものが湧き上がった。
本当の幸せは、すぐ側ですくすくと育っているようだ。