自ら命を絶つことは・・
自殺がいとも簡単に行われ、それも未来ある子どもに多いのが本当に残念でなりません。
しかし、生きている間には『死んだ方がよいのか』と思う苦しいことは多かれ少なかれ誰しもあることであります。
しかしながら、その苦しみの多くは一生は続かないことも多いのではないかと考えます。
昔の人は、そのようなことも考え言葉に残しておりました。
「自分で自ら命を絶ったものは、最後まで一番隅の末席にいなければならないのだよ・・」と、
命が軽視される自殺に、昔の人は何とか止めさせようと説法のように伝え、
「今の苦しみがまだまだ死んでも続くならやっぱり止めておこう」と、
思いとどまることができたのかもしれません。
認知症の高齢者にも多くの力があり、大きな懐の広さを持ち備えております。
グループホームに遊びに来ていただけた若い方が、
自室で何気なく悩みを話していた場面があります。
多くは話さずとも、ご利用者は一生懸命考えアドバイスをされていました。
若い方は涙ながらに感謝を伝え、そのご笑顔が戻る場面となりました。
子供も若者も、普段から高齢者の多い場に出向いていくことも命をつなぐ場面と変化することにもなるのかと考えます。
明日は拠点、新生町高齢者110番の家「きた ほっと」の日であります。
お琴と舞踊を楽しむこともできます。
ぜひぜひ、若い人も子供も遊びにいらしてくださいね。