彼岸からの縁を回想
縁、
縁を良き縁とするのは、
それぞれの
生き抜いた人生への尊厳と互いの努力のよう思われる。
グループホームでの縁からの支援は、
活躍した人生から
樹木の枝葉の間からさし込む日差しを浴びるように
ゆったりと人生をふり返る時間となることに目標を設定させていただくが、
ときには強い風が吹き出し
あわてて心地良い空間に引き戻そうとする場面もくる。
しかし、どの様なときにも一方的ではなく、
ご家族も、ご利用者も、
そこにいるスタッフも、
互いが心地良い空間になるように努力をする働きが伴っている。
それは、縁のあった大きな家族だからこそ、
人生の最終に
身近に居る自分達を頼り、
共に考え最善を尽くした力が結束となり、
互いの安心感がどっしりと自分等を支えているように思われる。
秋のお彼岸が19日に入り25日に明ける。
せめて、縁のあった人々を思い出させていただき、
教えを導いていただいたことへの感謝を届けさせていただこう。