ホームの雰囲気と支える人々の輪

CIMG1067.JPG      
(大雪山)

ホームの中の雰囲気が変わりつつあります。

 

 

開設後4年を経過し5年目に入ったホームの雰囲気は新たな出発の雰囲気となっています。

 

 

 

新しい利用者様の心地良い空間の設定、今までの利用者様に対しての継続支援と目に見えない、やすらぎの空間つくりにスタッフは気働きを振るに発揮しています。

 

 

 

 

CIMG1073.JPG

 

 

 

 

 

気働きの機転が利くのは脳の構造から女性であると学びましたが、男性も訓練に訓練を重ねていくと男性の調理師さんが多いのも事実であり、我が職場の男性群も鍛えられ、その場に馴染んだ自然の気働きを発揮しております。

 

 

 

 

 

デイサービスからHさんがグループホームへと入居になりました。

 

 

 

 

長年支えていただいている精神科の訪問看護士やMSW2名も来所され「本人のにこやかな笑顔と、もっと早く入りたかったと言っていた言葉を聞いて安心しました。」と、それぞれの優しさに包まれ暮らすことができていたのだと若い男性二人の優しさに胸が熱くなりました。

 

 

 

 

F1000075.JPG

 

 

 

 

彼達は在宅で若年認知症と闘う人の大事なネットワークの一人でもあります。経口からの水分が困難となりシリンジ(注射器の器のみ)を使おうと相談すると、いち早く手配をしていただきました。

 

 

 

 

 

家庭でもシリンジを使い経口から水分を摂取していただき、お元気になっております。

 

 

 

 

 

 

このように、熱心な心ある医者や若い世代のネットワークに見守られ、グループホーム内に多種多様の人達が出入りすることに心地良い緊張もいただき、命を守る事の尊さをひしひしと感じさせていただいております。

 

 

 

 

 

CIMG106510.JPG

 

 

 

 

 

 

しかし、支えている様に見えて、支えていただいているのは私達であり、時にはふっと利用者様に肩に手を掛けていただき、トントンと、たたく間合いは、まるで母親の子守時のような温かさであります。

 

 

 

 

 

 

共に、この世で生きることの使命を全うし来世でも利用者の皆さんと出会いたいと、天に無事にお返しができた喜びの達成感と共に考え深いものが心をよぎります。

 

 

 

 

F1000039_2.JPG

 

 

 

 

Hさんのもとへは、隣のデイサービスの友人が遊びに来ていただき、素早く茶と3時のおやつが届けられました。自室で談笑する姿はまるで18才の娘さん達のようです。声高々の笑い声から辺りは和やかな雰囲気へと早変わりです。心なしか、男性の利用者様の笑顔が多くなっているようです。

 

 

CIMG1096.JPG

大雪山と美瑛熊野那智大社

(和歌山県東牟婁郡から熊野団体27戸が入植し美瑛町の基礎が築かれました。)

 

 

 

CIMG1093.JPG

 

 

 

 

★・・・★・・・・★

 

勉強会から

グループホーム1番地

佐   藤・・・「石の上にも三年」「心に物なき時は心広く体泰なり」一年目は、ただただやみくもに走り続けてきた一年だった。二年目は、介護の難しさを知った年だった。三年目、構えず、力まずの精神で自分にもゆとりを持ちながらケアをしてきた。これからは、個別に焦点を当てたサービス提供を図っていきたい。

 

 

 

CIMG1100.JPG
出張途中の美瑛神社