無地の経文
音もなく香もなく常に天土は
かかざる経をくりかくへしつつ
文字に書いた経文は、神儒仏と
いろいろその教えを異にしていますが、
文字に書いていない経文は、天地の法則そのもの
で、肉眼では見えず、心眼をもって見ないと
見えないものです。
たとえ見ても見えなくても厳然としてその
循環運行をくりかえしております。
二宮尊徳一日一言より
文章にないことば、
言葉にならない無言の沈黙
これほど、相手の心に強く深く訴えているものはなく、
まさに認知症介護は、
天地の法則から逸脱すると弾き出され
素の自分を導き心眼をもって相手の懐に飛び込み
魂の交流から始まると考える。