きよちゃんは、先生です。
きよちゃんは、夜も穏やかに寝ています。
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今までの疲れを、とるかのようにぐっすりと寝ています。
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きよちゃんへの食事の関わりも、スタッフ一人ひとりの頑張りのお陰でようやく腸が動き出し腸音が聞こえて来ました。
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きよちゃんは、認知症が一気に進んでからは、ほとんど食べ物も飲み物も口にできませんでした。
スタッフの成功したときの共に喜ぶ姿は、とても美しく、きよちゃんに叱られても、押されても「そんなことありましたか・・」というように体全身、笑顔で喜んでいます。
今の私達のレベルで究極の介護をしていますが、まもなく全員が関わることができるようになるでしょう。
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きよちゃんは、自分の世界に入り込んだまま、母親のお腹に中にいるときのように体を小さく丸めて胎児のようになっています。
人は、生まれてから人として関わりを持ち大事な仕事を、なし終えたときには再び子供に返り胎児のように戻っていくことが、きよちゃんから教えていただいています。
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しかし、体の健康を取り戻し、もう少しだけ家族と交流を持っていただけるようになるまでは、天には帰されないね・・・・とスタッフと合い言葉のように話しをさせていただいております。
入居時の暫定プランから2週間後の、家族を含めたサービス担当者会議が楽しみとなるように、まずは食事からの回復を願っています。