興部町、第1回高齢者支援研修会
〜地域で高齢者をサポートする時の人との関わり方〜
興部町地域包括支援センター主催で昨日、実施いたしました。
会場には、同じ町民でも初めて顔を合わす男性の方も多く、
対人援助技術の講義後、
「コミュニケーションの取り方」では、実際に町民の皆さん同士で実技を行っていただきました。
「いやーよくわかったわー。相手を無視するようなされ方は、
しゃべっても壁にものを言っているようなものだ。
目線を合わせてもらったり頷いてもらうと、ひとりで言葉がでてくるもねー」と
また、コーチングの手法では、
参加された町長さんは
「これは町長が行うとより効果的だ。相手の考えを引き出す方法だ」と
日頃の話し合いの場面を髣髴されたようです。
「興部町は、町の借金が無くなり貯金ができている。町民も協力をしてくれたお蔭」と
町民の方に感謝をされながらも
今後の若い人の人口増加と経済について悩んでいるご様子でした。
一軒の家においても、
「○○買ってほしい」と言うと母親から「そんなお金、何処にあるの」と、
叱られたもので、
自分の懐にあった生活と懐に合った財政も国においても必要です。
口で言うのは簡単ですが・・・
しかし「借金が無い」という、お話を聞くだけで心地良く、
行政の人と、町民が地域包括の連携により
重なる土曜日の参加であっても、
雪の降る中、遠方から歩いてくる姿に感動させていただき、
同じ空間で学びの時間を共有し互いが初めて会話し握手を交わす場面など、
有意義な幸せな時間をいただきました。
来週3月3日(日)13時30分からは
「わが町アクション」の形成プロセス及び普及・推進に関する
調査研究」を行っている認知症介護研究・研修東京センター
研究部副部長 永田 久美子 先生等が急遽、興部にかけつけていただけることになりました。
ありがたいことです。