在宅介護者への負担軽減支援アセスメント
親の介護の為に住みなれた土地を離れ故郷へ戻る子供さん等が増しているが、
毎日、24時間の介護には息抜きが必要であり
一定時間介護サービスに任せ
できるならば外へ出る時間を自らつくり
新鮮な空気を取り入れていただきたいと思う。
在宅介護者の心の安定は要介護者自身へも影響し、
家に笑みがこぼれるのも
互いの他者との交流や介護者が希望する外へ向かった趣味などの場面からが多い。
ケアマネばかりではなく、
在宅介護者と要介護者をチーム全体で支えるアセスメントには、
●言葉や態度から在宅ケアの無理強いをさせてはいないか(手抜きの奨励と代行する介護事業所)
●病気から親子関係にダメージを受けてないか、また修復を支援できる体制であるか。
●「疲れたー」と気軽に言え、言えずとも早期にキャッチできる介護事業所全体のチームの支えができているか。
●在宅介護者へストレス緩和支援のメニューが届いているか。また把握し紹介しているか。
(家族の会・誰もが行ける地域寄り合い所・健康への定期的な集い・希望する趣味の会他)
自らの事業所もまだまだ、力不足であるが事業所含むチーム全体で支える力は必要と考える。
同時に江戸時代、
病弱な母親の為に脱藩し母親の住む近江に戻った中江藤樹を思い出す。
しかし、そこにも形が違うが多くの人々との交流があったのも事実である。